数研出版 053 英語Ⅱ POLESTAR Reading for Pleasure
Reading for Pleasure The Pianist
お楽しみ読書 ピアニスト
P.132
ポーランド系ユダヤ人のウワディスワフ・シュピルツマン(1911~2000)はワルシャワに暮らす有名なピアニストだった。
第二次世界大戦中、ポーランドはドイツ人に占領された。彼らは多くのユダヤ人に強制収容所へ行くことを強いた。
しかしながら、シュピルツマンは逃れた。数ヶ月間、彼はワルシャワの廃墟に一人きりで隠れた。そしてある日、食べ物を探している間に、彼はドイツ人将校に発見された。
Wladyslaw Szpilman 〔固有名詞〕 ウワディスァフ・シュピルツマン
Polish 〔形容詞〕 ポーランド人の、ポーランド系の
Jew 〔形容詞〕 ユダヤ系の、ユダヤ人の
Poland 〔固有名詞〕 ポーランド
occupy 〔動詞〕 ~を占領する
German 〔名詞〕 ドイツ人の、ドイツ人
concentration camp 〔名詞〕 強制収容所
Warsaw 〔固有名詞〕 ワルシャワ(ポーランドの首都)
ruin 〔名詞〕 廃墟
officer 〔名詞〕 将校
P.133
背の高いエレガントなドイツ人将校が、胸の前で腕を組み、台所の食器戸棚にもたれていた。
=POINT=
A tall, elegant German officer was leaning against the kitchen dresser, his arms crossed over his chest.接続詞+S+Vを分詞構文を用いて書き換えることが出来る。これを分詞構文と呼ぶ。
本文では、分詞構文の意味上の主語が明示されており、それがhis armsである。
本文を接続詞を用いて書き換えると、and his arms was crossed over his chest.となる。
「ここで何をしているの?」 彼は言った。
私は貯蔵室のドアの脇にある椅子に倒れこんだ。
突然、私はこの新しい罠から逃げようとしても全身の力が入らないだろうと感じた。
私は呻き、将校をぼんやりと見つめながらそこに座っていた。
「好きにしてください。私はここから動きません。」 と私が黒して答えたのはしばらくしてからだった。
「私は君に何もしない!」との将校は肩をすくめた。
「君は何をして生計を立てているんだい?」
「私はピアニストです。」
彼はもっと近くで私を見て、明らかに疑っていた。
それから彼の目は、台所から別の部屋へと続くドアを見た。
あるアイディアが彼に浮かんだようだった。
「私と一緒に来てくれないか?」
私たちは隣の部屋に行き、そこは明らかにダイニングだったところで、それからその先の部屋へ行き、そこには壁に沿ってピアノが置いてあった。
将校はそのピアノを指差した。
「何か弾くんだ!」
lean 〔動詞〕 もたれる
dresser 〔名詞〕 食器棚
cellar 〔名詞〕 貯蔵室
strength 〔名詞〕 力
trap 〔名詞〕 罠
groan 〔動詞〕 うめく
dully 〔副詞〕 ぼんやり
with difficulty 〔熟語〕 苦労して
shrug 〔動詞〕 すくめる
suspicion 〔名詞〕 疑い